1を訊かれりゃ30しゃべるオタク主婦45歳、書きたい放題にも程がある日記。
Author:星ゆう輝
人生45年、オタク歴30余年、母親業18年。
老眼とボケが迅速に進行中。
一人息子が卒業し、のほほんに磨きがかかってきました。
さて、雑貨を買いに近所のディスカウントショップへ。
何かがキラン! と眼の端で光った気がした。覗き込むと、おおお……これは!
海洋堂の食玩・三国志、弐シリーズではないか! 当時買い逃してしまったあれが、なんと一箱79円ですと!?
三国志! 海洋堂! 大幅値下げ! もう私の目は(☆∀☆)キラーン!!! 当たり前である。
目当ては曹操。なにがなくとも曹操。当たり前である。
とりあえず3箱買って帰る。
「曹操様! 曹操様ーーーーーーーーーっ! 曹操様さえあれば良いのよーーっ!!」
「曹操ってメガネ男子なの?」と夫の人。
ここで、三国志という時代が日本史と照らし合わせてどのあたりなのかという事についてかなり面白いやり取りがあったが、割愛。結論は「メガネがあるわけ無いだろう当時!!」
さて、開封してみると、孔明が出て、周王兪(しゅうゆ。ゆの字、IMEじゃ変換できない)が出て、3個目で曹操がコロッと……出たかと思ったら、これ、無彩色じゃないかぁっ!
「いや、彩色無い方が価値が高かったりするんだよ。純粋に造形を楽しめるから」
それは認めますがね。なにせ、海洋堂原型のフィギュアの出来は天下無双と言っても良いほどのLVである。なんですか、この髪の毛より細いモールド。塗装したら消えるはずだし。
眺めれば眺めるほど、脳汁が止まらなくなる素晴らしいフィギュア群である。信じられないような細かい細工、細かい塗装、果てしなき高みの巧みの技の数々。
もう辛抱たまらん! 再び財布を握り締めて家を飛び出し、5箱追加購入。
「曹操様出てーーーっ!!!! 色つき!!」
出たのは、さらに孔明2体、関羽2体、呂布。
「ぎゃーーーん! 5種コンプだけど、曹操様の色つき無いよーー!!ヽ(`Д´)ノ」
明日通りがかって、まだ売れ残っていたらもっと買うかもしれない。買わないかもしれない。
こういうのは縁なのである。私は大抵、フィギュアというのは出来の良さを認めても、なかなか買わない。置き場所に困るからだ。5体のうち、最愛の曹操だけが無塗装であり、顔つきなどは脳内で補填せよ、というのも運命みたいなものなのかもしれない。
縁あらば、めぐり合って手に入るときも来るかもしれない。それでかまわない。つくづく私にはコレクター気質が無いのだな、と思う。
「でももしこのグレードで、新・八犬伝だったりしたら、オレの理性は飛ぶな」と夫の人。
「当たり前じゃぁ! これが八犬伝だったら、全種揃えるまで箱買い! それが我が家の掟じゃい!!」
残念だが、新・八犬伝は映像ソフトがほとんど残存していない。アピールできる層が極端に少ないので、この三国志と同じグレードのフィギュア展開は不可能ではあろう。
それにしても、この夢か奇跡かと思うほどのフィギュアの完成度はどうだろう。もはや芸術と呼ぶしかないほどの素晴らしいフィギュアを、これほどの安価で販売して採算は取れるのか海洋堂? 大丈夫なのか海洋堂!?
大丈夫とは言いがたい状況のようだ。TVブロスにおいての海洋堂社長兼任専務、宮脇修一氏のコラムを私は毎号なにより楽しみに読んでいたのだが、ついに最終回をむかえている。そこで書かれている内容は、決して明るいものではない。だが、素晴らしいバイタリティと先見性に満ちた宮脇氏は、「また新たな可能性をゼロから構築していくだけだ」とコラムを締めくくっておられる。この人が舵取りを続けて行く限り、海洋堂という類稀なる企業への私の絶大な信頼感は決して揺らぐことは無いと思う。
どうかこれからも頑張って下さい。新たな地平を目指して走り続けられんことを!
フィギュアをひねくりながら見入っていた夫の人が最後に。
「うわ、今すげぇヤナ科白思いついちゃった」
「言うてみぃ、ホレ言うてみぃ!」
「『わー、かっこいー、シュラトみたいー』」
「……日記に晒しますね」
さてFFXI、障害止まらないんですが。【どうしたらいいですか?】
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