1を訊かれりゃ30しゃべるオタク主婦45歳、書きたい放題にも程がある日記。
Author:星ゆう輝
人生45年、オタク歴30余年、母親業18年。
老眼とボケが迅速に進行中。
一人息子が卒業し、のほほんに磨きがかかってきました。
最近夫の人から「ウルトラマンマックスが面白い」という話を聞いてはいた。
なんでもウルトラマンが「アレアレ症候群」になってボケまくるとか、寝っぱなしの怪獣をなんとかする騒動のさなか、怪獣が起きそうになったと思ったら金縛りにあってるとか、聞けば聞くほど
「つまりなんだぁ、マックスってのは平成のウルトラマンタロウ路線ってことで納得して良いのかね?」
という認識に落ち着きかけていたのだが。
やーっぱモットクレロンに餅つき大会だよなw
どうにもそれで収まるものではなかったらしい。物凄かったですな、26日放映の「胡蝶の夢」。
マイミクのMashさんの日記にリアルタイムリポートがあって、これがあまりに簡潔で面白かったために、思わず夫の人の部屋に乗り込んで録画を見せてもらったのだった。
内容はモロ、メタフィクション。夢と現実の境が曖昧模糊となっていく世界観は、多くの人が押井守氏の諸作品を思い出すだろうと思われる。
そして、映像はもうどこまでもどこまでも徹底的に実相寺氏なのだった。
「宇宙家族カールビンソン」のキャラにちなんで、我が家ではしばしば「ジッソウ君、ジッソウ君」と呼ばれる氏ではあるが、言うまでも無く、「ウルトラマンを作った男たち」の偉大なるお一人である。
だがしかし・・・・・・この内容は・・・・・・。
私には基本的に「ヒーローというものは子供達のためのものである」という思想がある。
ここまで本来の視聴者であるはずの子供を無視して超光速で趣味の世界にぶっ飛んでしまうというのは!
「俺がプロデューサーだったら絶対止める!」
「私がプロデューサーでも絶対止めるし、まっとうなスタッフならみんな止めるでしょうよ、だがしかし現場にどれほど良識が満ちていたとしても、「ちょいとお年を召した上の方のある御方」からの連絡一本で、無理が通って道理が引っ込むしかない、製作現場というのはそーゆー所じゃないのかいっ」
ともかくも、夫の人は大変なダメージを被ったようで、「俺はウルトラファイトを見て心を洗うことにするよ」とへこたれていた。(余談だけど、唐沢なをき氏描くところのウルトラファイト、最高ですね!)
「胡蝶の夢」の後には、「狙われた街」(メトロン星人茶の間でモロボシダンと膝詰め談合するの巻)ならぬ、「狙われない街」というのが、やはり実相寺氏演出で放映が控えているという。
うーむ。ううーーむむむ。
私ゃね。
こういうのは良くないとは思うんですよ。そんな、まるで、オールドオタクが同窓会やってそのノリで同人誌作るみたいな代物ってのは文字通り同人レベルでやってくれ、と。
だがしかし、困った、誠に困ったことに、私はこのぶっ飛びカルトムービー調ウルトラマン「胡蝶の夢」を心の底から楽しんでしまったのだ。弱いんだよこーゆーの、好きなんだよ、たまらなくツボに入るっちゅーか、理性は全力で拒否するんだけど、情緒の黒い部分が暗ーい悦びにのたうちまわる、みたいな。
実相寺氏の映像美はもともと好きであったし、「なんだこのチープさは、こんなものが観られるかっ!」とちゃぶ台を盛大にひっくり返して以来かえりみもしなかったマックスの低レベルな特撮部分というのが、恐ろしいほど今回の「胡蝶の夢」という内容にマッチしていたし。
もしや実相寺氏は、この特撮がどうしようもないほど酷い、という弱点を逆手にとって生かすしかないと判断してこれを創ったのか?
だとしたら老獪の極み、恐るべし、と言うしかないだろう。
「狙われない街」も観ちゃうな、きっと。
CATEGORY : 未分類 Trackback 0 Comment 2 △Page Top
| ホーム |
| ホームページ アフィリエイト レンタルサーバーFC2ブログ | 【動物と子供の素材集 Illustrations / Blog Design】 |