口八丁よろず日記

1を訊かれりゃ30しゃべるオタク主婦45歳、書きたい放題にも程がある日記。

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星ゆう輝

Author:星ゆう輝
人生45年、オタク歴30余年、母親業18年。
老眼とボケが迅速に進行中。
一人息子が卒業し、のほほんに磨きがかかってきました。

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発表会 2005-12-03-Sat

 今日は息子の通う養護学校の発表会。文化祭のようなものである。
 高等部1年の演目が一番だったので、朝から夫婦で向かう。最前列が「優先席」となっていたので遠慮してその後ろに座ったが、実はこの優先席は、撮影目的の保護者のための席であったらしい。
 成る程、普通優先席というのは体の不自由な人、お年寄り、早い話が弱者のための席であるが、ここは養護学校。在籍するのもOBも、総てが当たり前に「不自由」を抱えた世界なのだ。優先されるべき対象は別になるのである。ちょっとしたパラダイムシフトを味わったのだった。

 高等部の演目は「夜空のムコウ」。簡単な演奏、寸劇、舞踏などを組み合わせて、「平成」を表現するというものだった。

 息子よ・・・・・・お前一人、芸達者すぎ、声でかすぎ。演技過剰。ウケは取っていたけど(爆笑)。
 ほとんど喋れない子もいる。ヘッドギアをつけて歩行もままならず、座っているしかない子もいる。養護学校において障害のあり方は多様だ。そういう子たち総てを公平に輝かせるべく、先生達が練りに練ったであろう構成、演出、その工夫に涙が出た。

 息子の学年のほとんどが平成元年生まれである。同じ歳の婚姻、出産もある時代。思えば長かったことである。

「平和な世界をつくるためにはどうしたらいいのだろう?!」と叫んでいた息子。

 あー・・・・・・おかーちゃんはな、闘争というのはヒトが人間である以上不可分だと考えている。戦争の無い世界が成立したとしても、人類はまったく別の形の闘争の代償行為に耽らざるを得ないだろう。
 逆に言うなら、代償行為の方が優秀であり、主流となれば、戦争は起きずに済むかもしれないけどね。

「僕たち私たちで未来を作るんだ!」という唱和。

 まったくその通りなのだけど、姉歯関係のニュースなどを見てると、もう本当に「作るためにはぶっ壊すしか無いかも知れないから、必要とあらば遠慮などするでない!」とも思う。

 世の中をなめくさり、多くの人を踏みにじることになるとわかっていて、おそらくは組織的談合的な私欲に溺れた悪辣に加担する、腐れ外道の牛耳る大人の社会。まさかあの手抜き工事に関わった連中ってのは大真面目に
「赤信号 皆で渡れば 怖くない」
 とでも思っていたのじゃあるまいか。ふざけるんじゃないよ全く。

 平成の子らによる、世直しの気運というものが見える日が来たら、少しでも道の整備に協力したいものだ。石ころ一つどけるくらいが関の山かもしれんけど。



 話変わって、流行語大賞に「萌え」がエントリーされていたらしい。(「インスパイヤ」が無いとは残念至極)
 つまり、一般にこれほどの形で浸透した以上、もはやブームとして終焉が間近ということだ。萌えはどこに向かうのか? 縮小してゆくのは間違いない。これから萌えをネタに商売しようとするのは時流が見えない愚か者ってことで一つ。

 ただ、闘争と同じで、萌えってのもヒトの存在と不可分であるところの「本能に根ざした欲望」の、ちょい色味の新鮮にしてみせただけのモノなんだよね。人間の根源ですよ、根源。存在意義に関わるもの。
「癒し」ブームとはそこが違うわけで、意外と結構しぶといかも知れないね。

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