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2011. 11. 02  
酉の市、に夫の人が行きたかったらしい。あまり興味が無かったのですげなく断ってしまったのだが、煌びやかな熊手がいっぱいあって賑やかだそうな。来年は行ってみようかな。新宿花園神社あたり。


ふっ、と子供の頃を思い出した。父親が毎年、類似の祭りに出向いていた気がする。
「*****や、*****やぞ」
とはしゃぎながら。しかしまぁボケ始めた脳の哀しさ、どうしても*****に相当する語句が浮かばない。関連する語句も浮かばない。
浮かぶのはイメージだけ。
大阪の祭りだということ。商売繁盛の祭りだということ。毎年凄まじい人出であるらしいこと。
そして、その祭りから帰ってくると、稀にお菓子のお土産があったこと。
なぜかラッピングがいい加減な、くしゃくしゃのちり紙やわら半紙に無造作に包まれた、飴のたぐいであったこと。紅白縞のねじり飴や、福々しい顔の金太郎飴だったり。子供心にも、古臭くて魅力の無い菓子に感じられてちっとも嬉しくなかったこと。
思えば、あの吝嗇極まりない父親が子供のために金を払って土産を買い求めるはずなどないのだ。あれはもしかしたら、縁起物として撒かれた菓子だったのかもしれない。

これだけ思い出しても、*****の中身が出てこない。ウンウン唸っていたら夫の人がググりつつ叫んだ。

「えべっさん!」

ソレダー!!

えべっさんや! でもって「商売繁盛、笹もってこい!」や!

正確には「十日戎」という祭り。父親が行っていたのはおそらく今宮戎。私が生まれる直前まではその近くに家があったらしいし、馴染みだったと思われる。
酉の市は熊手だが、えべっさんは笹。笹に縁起物をいっぱい取り付けてもらうことで繁盛祈願になるらしいのだが、欲張ってたくさん飾り過ぎると「エライ目に遭う」とかなんとか言っていたような。

なお夷、恵比寿というのはwikiを調べるとなかなかに複雑で奥深い神だったりする。

ついでに酉の市についてググってみると、全国の鷲神社(おおとりじんじゃ)で行われる祭礼。死後、白鳥となって飛び立ったと言われる日本武尊に関わる神社だそうな。

そして鷲神社の本社は埼玉の鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)、であると……って、らき☆すたの神社じゃないですか!

つまり、らき☆すたキャラの熊手があってももうちっとも変じゃないってことですな。
さらに言うなら、何百年か後には、ヤマトタケルと習合して神扱いかもしれないですな。



普段、何気なく普通に当たり前に扱っている存在やら行事やらにも、数限りない故事来歴がある。
改めて、長い歴史の国なのだと思う。
若い頃はそういうことを軽視し、軽蔑もしていたけれど、老いるほどに、歴史の価値が判ってくる。
過去なくして今はないのだ、と。
つまりは、過去を踏みにじれば未来も無い、ということではないだろうか。

TPP議論で揺れる昨今、せめて親の代、もしくは祖父母の時代くらいまでは歴史を振り返り、日本という国家が何を守ってきたのかを考えて判断をくだしてみてはどうだろうか、と思う。

端的に言って、私はTPPに大反対だ。これに参加すれば、日本人が日本人でなくなってしまうだろう。速やかにそうなるだろう。

だが、おそらく止められない。いったい、どんな未来が来るのか。想像するだけで恐ろしい。が、すべて仕方が無いと飲み込むしかないのか。政治というものを他人任せにして、だらしなく享楽的に生きてきた罰を、今私はくらっている。


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Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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