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2011. 12. 11  
Fate/Zeroで、イスカンダルがブーケファラスを抱きしめるシーンにグッと来ているのであった。それ以外にも面白過ぎる問答回だったけど、今日書きたいのはアニメの話ではないのだ。
征服王の偉大なお説教の前には塵より軽薄で無意味な日常のヒトコマでしかないのだけど。

つい先日。通りすがったとある軒下。古びたPCモニターが置いてあり、差し上げますと張り紙がしてある。電源は入るが点灯しない云々と。

そんな時代遅れのCRTモニタ、しかも故障しているものを誰が持っていくかねぇ、と通り過ぎて忘れるところだったのだが。
フッと何かを感じて振り返る。あれ? あーれれ? なにやら見覚えのある形状。ま、まさかあれは!?
近づいてマジマジと見る。間違いない。これは、私の使っていたモニタじゃないか。メーカー、型番共に同じ。なによりも、毎日毎日凝視し、時には埃を払い、それでも落とせないままこびりついた煤け具合と移動の際に付けてしまった小擦り傷の記憶との一致。

FFXIをやるために初めて購入したPCと一緒に買ったモニタ。まるまる8年、毎日酷使し、今年の春にとうとう処分した、あのモニタだ。おお愛機よ、何故ここに? 確かにお前を手放した時、まだ壊れてなんぞいなかった。まだまだ使える状態だった。それを捨ててしまったのは、震災と原発事故のショックで大幅節電を始めたからだった。

で、だ。

私はモニタを回収業者に引き取ってもらったのだ。勿論、タダじゃない。回収代金は随分と高くついた。だが適正な処分のために支払いが生じるのは仕方ない、と納得したからこそ支払ったはずなのだけども。
そして、そうして処分を委ねた以上、その後の処遇に不満や文句をいう筋合いでは無いことは判っているけれども。

処分のために金を払ったモニタ。そのモニタが何故かヨソの軒先に鎮座している。不用品のレッテルを貼られて。
私が処分を依頼した回収業者は、私から金を取り、その後、何らかの形で他の誰かからも金を取り、このモニタの処分の責任をも含めて譲渡した、ということになるのか?

そして今モニタは完全に壊れ、その処分をまた他の誰かに委ねられようとしている。
いったいこれはどういうことなのか。
私は一体なんのために「処分料」を支払ったのか。
こんな始末を見せつけられるためだったのか。
釈然としない。

「金を払って不要な存在を消したのでしょう? ならそこで契約は完了。何の問題があるんです? 確かに【処分】は成されたのだから。貴女の視界と生活圏から、この邪魔臭い機械の存在は消えたでしょう? その先の取扱についてまで口を出す権利はないはずですよ?」

そりゃそうだろう。何も間違ってないかも知れない。だからといって納得は出来ないのだ。本来一度で済むはずの「処分手数料」が重ねて発生する事態になっているじゃないか。
それはおかしいことではないのか? 

私からも金を取り(くどいようだが高額だ)、他の誰かからも金を取り、誰かがその金を自分のものにし、そして私のかつての愛機は行き場を無くして宙に浮いている。このモニタは、この後何度「処分料」を発生させることになるのだろうね。


些細なことに過ぎない。だがこういう類の些細が積み重なってどうにもならない淀みを作っている気がする。
ぜったい、とまでは言わないけれど、

「こんなのやっぱりおかしいよ」



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Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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