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2012. 01. 19  
先日イタリアで起きた客船座礁事故。

救助活動中の船長と港湾監督との会話録音を聴いた。
イタリア語はまったく判らない。かろうじて聞き取れた気がしたのは
「ボート! ボート!」
くらい。

「口調からして船に戻れ、って言ってるのだろうし、ボードとも聞こえるけど船のことだよねぇ?」

などと思っていたのだが、なにやらこの監督のキッパリとした態度が大変好評らしく、さっそく科白をTシャツにまでしてしまった人がいるとか。仕事速すぎでしょう(゜ー゜;)

で、綴りが確認出来たのでネット翻訳してみた。
私がボートと聴き間違えたのは、bordo。基盤、と訳されたので
「持ち場に戻れ!」
なのかとも思ったのだが、vada a bordo で
「乗り込みなさい」
ともなるようだ。

で、このシャツに書かれたcazzoというのが意味としては男性器のことで、バカヤロウの意だったり強調のために使うスラングでもあるとかで、そう言えばローマでは古来より男性器は力や偉容や繁栄を示すものだったはずだ、と思い出したのだった。

「船に戻れやゴルァァァッ!」
てな感じだろうか。

まったく意味は聴き取れなくとも、口調に込められた意思や気持ちは良く判る気がした。明確だからこそ評判を呼んだのだろう。

そして聴いていて感じたことは、イタリア語というのはなんと響きが美しいのだろう、ということだった。
かつてオペラはすべてがイタリア語だった、というのも納得できる気がする。



それにしてもこの船長のヘタレ全開っぷりと言ったら……あっ、これがリアルヘタリアか。さらに納得。なんという明暗対比だろう。経済危機と混迷を深めるイタリアも、果断で力強いヒーローを熱望しているのだろうね。


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Comment
訪問をありがとうございます。

逆噴射の機長を思い出したり、インドネシア航空のヘタレ機長を思い出したり。

にしてもタイタニックの船長は偉かった。
Re: タイトルなし
ぴゆうさん、こちらこそありがとうございます。

船長であれ機長であれ、長(おさ)とつく立場の方は重責を追う立場であるのは古今東西共通なのだと思います。
誰でもがその重みに耐えつつ高いモラルを保たねばならないわけですが、そう出来るとも限らないというのが哀しいところですね。
だからこそ立派に職責を果たせば、ずっと語り継がれる栄誉に恵まれるのだと思います。
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星 ゆう輝

Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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