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2012. 02. 04  
息子お待ちかねの、戦隊素顔の戦士ショーに行ってきた。朝一番、9時開場の回。なんと座席はB列。つまり前から2番目。ほぼかぶりつきである。
内容は、いつものごとく安定した面白さ。歴代すべてのレッドが34人次々登場するのは圧巻だった。まさにお祭り状態。こんな祭りはやっぱり5年に一度、いや出来れば10年に一度にしておいて欲しい、とは思うけど。
実際はそれどころか、ライダーとも共演する乱舞企画がほどなく始まってしまうわけだけどね。
日常化した祭りに意味は無いと思うので、そっちには私はもうあまり興味は持てない気がする。


公演が終わって、恒例の役者たちの挨拶タイム。すぐそばにアイムちゃんがいて、息子のテンションは上がりまくり。アイムちゃんもルカちゃんも可愛くて良かったね。
若人6人、それぞれに見せ場があるわけだけど、やはり一番輝いていたのは伊狩鎧役の池田君。ギャバンの大葉氏にアクションを褒められ、その道を薦められたそうだけど、私も是非そちらに進んで欲しいと思った。今後、日本はますますお金の無い国になって、芸能に割かれるリソースは減っていく。役者の仕事はより一層の奪い合いになる。そんな中、成り手の少ないアクション俳優という路線は、チャンスを増やしてくれるはずだろうから。

そして私の一番のご贔屓、ゴーカイブルー役の山田君の、ま~~~~~~綺麗なこと。肌ツヤといい、シュッとした顔立ちといい、完璧に近い体型といい。そして何より、常に漂う憂愁の翳りみたいなもの。あの独特の雰囲気は、練習や修行で身につくものではなく、天与、ギフト、といったたぐいの特質だと思う。目の前に無いモノを見、聴き、思える、特別さなのだ。顔立ちの良さ以上に、そういう内面が醸しだすオーラのようなものが、人の美に大きく関わるものだ。彼の個性は、現代芝居より、時代劇やファンタジー、奇想天外なもの、浮世離れした創作にピッタリになると思う。持ち前の生真面目さを大事にしていって欲しいものだ。

公演後、息子と解散。夫の人と合流して神保町へ行く約束をしていたので、水道橋駅へ。
目的は、昔から神保町にある天丼の「いもや」。若い頃は何度も行ったが、ここ20年ばかりは御無沙汰。まだお店があると聞いて、無性に食べたくなったのだった。

が、開店は11時。少し早く着いてしまったので、近所の100円ショップで暇つぶし。
ずっと欲しいと思っていた、生姜おろしスプーンがあったので購入。ホクホク。これがあれば、カップ一杯分の生姜湯も作りやすそう。

0204023.jpg

そしていもや開店。久しぶりだというのに、あまりの変わらなさにビックリ。まるで時が止まっているかのよう。まっさらで清潔な白木のカウンター。3つしかないおしながき。天丼、海老天丼、おしんこのみ。明るい照明に照らしだされた小さな店内はどこもかしこも磨き上げられピカピカで、無駄なものは一切無い、究極効率のスッキリ配置。
丼には味噌汁がついてくる。汁の実も、昔と変わらずシジミだ。美味しい。最近、シジミは高いのにね。
そして待望の天丼。
目の前で揚げられ、タレを掛け回され、油の熱でじゅーっと鳴っているところを差し出される。こういうところも変わらない。
もちろん、昔どおりに美味しかった。大満足。ただ、学生向けの盛りになっているので、ご飯がどうしても食べ切れない量だった。最初に「ご飯半分で」と言えば良かった。ご飯はかなり柔らかめで、私好みだったのだけど。世に割りと居られる「白飯硬質原理主義」な、やわい飯が出ると激怒なさる向きにはあまりお薦め出来ないかな。

それにしても、20年変わらないって凄いなぁ、と店を出てしみじみ暖簾を眺めて言うと
「30年以上だよ」
と夫の人が言う。夫の人は青春をその近辺で過ごしたらしいので説得力もひとしおだ。

満腹を抱えて、腹ごなしに散歩。
天気が良くて、割りと暖かくて良かった。
ニコライ堂という建物を見に行った。近代的なビルの群れの中に、突然あらわれる古風な聖堂の円屋根。一瞬ギョっとするようなインパクトだ。

0204021.jpg

折よく、鐘が鳴っていた。日本の寺の鐘とはまったく違う、異色の響き。聞き惚れる。
ニコライ堂の概要はこちら
ちょうどギリシャ史を読んでいたばかりなので、興味深かった。ローマも行ってみたいけど、ビザンツの栄華を訪ねてトルコにも行ってみたいな。

その後、聖橋の上から、鉄道スキーが幸せになりそうな構図でJRと丸ノ内線の交錯を眺め、湯島天神へ。
建築時から残っているのは門だけだそうだけど、この門の意匠が簡素かつ渋好みでとても品が良い。犬公方などと呼ばれてあまり善い印象を持たれていない綱吉という将軍の、清廉で実直な感性が伺われる。
でもまぁ、講堂まで作ってしかも自分で講師までやっていた、ってのはやっぱり何やら、ちょっとどっかズレてるような、「そこまでやるのは将軍の仕事じゃないんじゃないですかねぇ」とも思えて、おそらくは相当に風変わりだったのだろう人柄も偲ばれて、感慨深かった。本当に、学問が好きで、何かと熱心でもあったのだろうな、でもイマイチ空気は読めなかったのかもな、とか。

神田明神も行こうかと思ったのだが、天丼などという普段食べつけない豪華な昼食が胃にもたれ始めて、早々に御茶ノ水を引き上げる。
上石神井の駅そばの「エリカ」で栗のケーキを買って貰って帰宅。ここのケーキはいつも優しい素朴な味で、食べるとホッとするのだった。


神保町も、湯島周りも、昔とあまり変わらない風景が残っていて面白い。
散歩、逍遥というのは、歳を取るほどに楽しくなるレジャーなのだろうと思う。変化も、変化が無いことも、どちらも愉しめるようになるから。
また天気の良い時に、どこか史跡に行きたいところだ。

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Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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