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2012. 03. 19  
「やる夫がフューラーになるようです」読破したぞぉぉーっ!

足掛け3年、総スレッド数71の超大作。凄い。凄まじい。AAだけでなく、折々挟み込まれる動画、写真、音楽が理解を助けてくれた。死ぬほど近代史が苦手な私でも、なんとか食いつき離れぬほどに。
並々ならぬ熱意でもってスレを綴り続けてくれた作者氏と、まったくの無償でそれをまとめ続ける管理人氏に心からの賛辞と感謝を。

何の利益にもならないにもかかわらず、これほどの理解と感慨をもたらす創作を披露してくれたその行動に対して、何の相応しいお礼もできませんが、せめて賞賛を。鳴り止まぬ拍手とエールを。
そして、歴史に興味のある人も、無い人も、どうか一人でも多く、こういう創作活動の存在に気づいてくれますように祈りをこめて。

「やる夫(フューラー)はキミの心の中にもいる!」

このセリフがこれほど読み手に実感として迫るような描き方を、全く予想してなかっただけに、それはそれは大層なインパクトだった。
実在のフューラーの真相がどうだったかはともかくとして、この作品のやる夫のリアリティは紛れも無く「今、そこに居る隣人」としての生臭さに満ちていた。私は、確かにこういう人物が居ることを知っている。それも、何人も知っている。その総てが、市井にひっそりと生きる、人畜無害の人たちであることも知っている。
彼らと、フューラーとなった彼とを隔て分けるものは何なのか。
あるいは、何処にでも居るであろう普通の青年をフューラーならしめた要素は何なのか。
「彼」と「彼ら」とそして「私」の、何処がどう違って、どう同じでしかないのか。
ある思想にあるように、人間というものの魂の根幹たるものは目に見えない形で繋がり合って実は一つの大きな塊でしかないのだとしたら、彼我の違いとは何なのか。
個人というものがいかにあやふやで、不確かな薄氷でしかない、複雑なゆらぎでしかないものであるのかを考えさせるオハナシでもあった。
不確かな国家、不確かな未来、不安と苦悶と絶望に満ちた社会で、人が何を求めてしまったかを、何に魅了されてしまったかを、私たちは知っておいたほうが良いと思う。

それにしても、「邪魔するヤツは口先一つで~ダウンさ~」と歌いたくなってしまうほどの「演説力」というものには流石に興味が惹かれた。学歴も無く、容姿にも恵まれず、さりとて才能も無く、身分も無ければ金も無く、兵士となっても士官になれず、これほど見事に無い無い尽くしの独りぼっちの青年が、弁舌だけを武器として成り上がるさま。
そしてその「演説」は、結構な量が残っており、ほんの一部ならネットで簡単に視聴できるわけで。

……私、ドイツ語わっかんなーいのぉ┐(´∀`)┌
ちょいとばかし聴いてはみたけど、判るのは闇雲な熱気だけ。困ったもんだ。
当然ながら、このフューラースレ、大量のドイツ語が乱舞するのだけど、聴いて判らないものが読んで判るはずもなし。でも、スレ主様がごく初歩のドイツ語の読み方などを解説もなさっていたりするので、ほぼローマ字読みだということも知ったのだけど……。

それでもとにかく、ドイツ語って、泣けてくるほど難しいね!!!(⊃д⊂)
特に単語の綴りが凶悪なまでに長いのがキッツイ。くっそぉラテン語の方がマシですぜコレは。

で、スレ中盤あたりから発生した、フューラーと同時代の他国の政治家の名言が紹介されるコーナーで、人生初の体験を私はすることになった。
イギリスの政治家の名言。
英語。

……うっは。英語が、判る、判るよ! 英語って、こんなに判りやすかったっけ? とにかく、生まれて初めて、英語が易しいと感じるよ!

名言コーナーの主の名は、ウィンストン・チャーチル。
名言と奇行のオンパレードで有名だった、というくらいの知識しか無かったのだけど、相対的とは言え私に英語をフレンドリーに感じさせてくれた初めての政治家として、これはもう好意を持たないわけにはいかない。

"Politics is almost as exciting as war, and quite as dangerous. "
"In war you can only be killed once, "
"but in politics many times. "

ゾクゾクするわねぇ。なんちゅうイケメン度の高い発言。オステキ。調べにいっちゃうわ!



チャーチルさんの画像の数々



……げ、現実って厳しいわ。

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Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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