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2012. 05. 14  
はるばる来ましたアナハイムのディズニーパーク。東京のディズニーランドと違う点をなるべくなら堪能したい。

前回紹介した銅像もそうだが、まず入場してすぐに驚くのは、SLが目の前を走っていくことだ。
TDLではウエスタンランドのみを周回しているSLが、正門すぐに堂々と駅を構えている。
そしてパーク全体の外周をぐるっと廻るのだ。すべてのゾーンに停車駅がある。まさにディズニーパークのすべてに通ずる、象徴的な存在になっている。

「遊園地に小さな汽車はつきものですが、ディズニーパークの汽車は大きくて、大変長いですね。何故ですか?」
と質問されたウォルト氏は
「そりゃ私が好きだからだよ。なるべく長く乗っていたいからね」
と答えたそうだ。
ウォルト氏はディープな鉄道マニアでもあったのだ、ということ。

そしてこれも日本には無いもの。本物の馬がひく、乗合馬車。

anahaim023.jpg

いちおう線路が敷いてあって、ぶれたりよれたりはしないようになっている。スピードもひたすらゆったり。
パッカパッカとヒヅメを鳴らして進む馬は、近くで見ると思いの外大きくて迫力があった。


まっすぐ進んで城を抜けるとファンタジーゾーン。そのさらに奥に、息子待望のケーシージュニアがある。


anahaim065.jpg

こちらはランド鉄道に比べるとこじんまりとした、可愛らしいサイズ。日本のどこの遊園地にでもあっておかしくない程度。
が、ディティールの作り込みの見事なこと。さらに、走行するコース全体がミニチュアの山と川と丘、そして点在するいろんな国の建築物を鑑賞できる、愛らしい趣向だった。東武ワールドスクエアのメルヘン版とでもいうか。

ホーンテッド・マンションが日本とは違って外壁が白いというのでそちらに向かう。
が、息子は壁を確認しただけで満足したらしく、入ろうとしない。怖いからイヤであるらしい。この、息子の「怖いのお断り病」のおかげで、未見のアトラクのほとんどに入れなかった。さすがにいささか勿体無い。

ファイディング・ニモのアトラクションはここにしか無いというので、どうしても私が見たくなり、息子を説得。なんとか同意に漕ぎ着ける。

anahaim027.jpg

なんと水中アトラクなのだ。大きなプールを黄色い潜水艦で周回するらしい。乗り込んでみると、人工の海藻が泡に揺られる中をゆーっくりと進んでいく。合間合間にCG映像を投影するスポットがあり、実に巧い構成になっていた。夏の熱い日などは、さぞ人気だろうと思う。

ここらでランチどき。ハンバーガーショップが手近にあったので「本場のバーガーを食べるぞ!」と突撃。
息子は無難にベーコンバーガー。私は、どうせなら珍しいものが食べたいと思い、なにやら意味不明の綴りのメニューを頼んでみる。
「*******&ベジタブルサンド、って書いてあるけど、さぁ何が入っているかな、ワクワク」

来たのはこんな感じ。

anahaim028.jpg

パンは、大麦やナッツなどを混ぜ込んだ、歯ごたえのあるもの。
そして、レタスにトマトにチーズに……こりゃなんぞ???
なにやら黒くてヌメっとした、1センチくらいの厚みのある謎の食材が挟んである。触ってみると、ぶよっとしていて、独特の感触。匂いはさしてしない。ゼリーではない。タンパク質という感じでもない。強いて言うなら、ナメクジかなにかのような。
おそるおそる食べてみる。あまり味も無い。実に淡白。かすかに香りがするような。
「う~ん……キノコ? 私が見たこともないような、でもアメリカではポピュラーなキノコ?」

とりあえず、不味くはない、むしろ美味しい。きっとヘルシーなメニュー、ということなのだろうと思う。チーズもパンもボリュームたっぷりで、お腹いっぱい。
テラスで食べたのだが、すぐ脇のステージでジェダイ・ショーをやっていた。ジェダイローブを来た子供たちの集団が、ダース・ベイダーと仲良く剣のお稽古。ほのぼのする。観客の盛り上がりが凄い。

息子が観たことが無いというので、キャプテンEOへ。ああ若かりし頃のマイケル。3Dデータを今様にリファインしたのか、眼前30センチにありありと迫ってくるマイケルのご尊顔は迫力満点。しかし今改めて見ても、ジャケットの胸をドバっとはだけるあたりのダンスはギャグスレスレだなぁ。


さて、この後適当にショップを冷やかしていたら、驚愕の物件に遭遇。

「な、なんでこんなところにチャギントンのオモチャが売ってる!??」


ディズニーパークなのに、ディズニーとはまったく無関係のはずのチャギントンが売っているのだ。
これは、私達親子にとっては大変に衝撃的なことだった。
何故なら
「ディズニーは、ブランドイメージをとても大事にしているの。だから、ディズニー以外のキャラはランドには無いんだよ」
とずっと教えてきたからだ。
そう叩きこまないと、幼い息子はディズニーランドになぜ戦隊やトーマスやクラッシュバンディクーが居ないのか、居てくれたっていいじゃないか、とダダをこねるのをやめなかったからなのである。

が、そのディズニーブランド死守の原則が崩壊している様をお膝元のアナハイムで目撃してしまった、というわけだ。
「じゃあ、いつかはディズニーランドでトーマスを売るかもしれないね!」と目をキラキラさせて言い募る息子を、「ナイナイ、ありえない」と納得させるすべが私にはもう無くなったのだった。


ある程度パークを堪能して、息子は今度は向かい側に新設された「カルフォルニアアドベンチャーランド」に行ってみるという。

こちらは日本には無いものなので、TDLのコピー元であるパークよりたっぷり愉しめるだろうな、と期待をかけて。

だが、結論から言うと、かなりのがっかり物件だった。
ジェットコースター。絶叫要素ありの観覧車。タワー・オブ・テラー。マシンの轟音と甲高い絶叫と、のんべんだらりと配置されたショップ。目玉になるであろうカーズランドは今もって建造中で、作業服のスタッフが無造作に囲いを出たり入ったりする。
なんてありきたりの、ありふれた、どこにでもありそうな、ただの遊園地。
ここには、ウォルト・ディズニー独自の思想や気遣い、演出のための努力が欠けている。皆無だとは言わないが、あまりに希薄だ。凡庸さに薄められ、弱められ、無いも同然になっている。
ディズニーという企業が培ったノウハウやコンテンツ、すなわちガワが残って、肝心の思想が抜け落ちてしまうと、こんなにつまらない、毛の抜けたビールのような場が出来てしまうのか、と、半ば呆然としながら歩きまわったのだった。

バグズ・ライフのアトラクションに入った。
仕掛けも、3D映像とのアレンジの妙もハイレベルだ。技術は本当に凄い。が、内容がどうにも下品だった。虫が観客に向かってツバをブーッと吹くと、本当に水滴が顔にかかる演出とか、虫がひった屁が煙になって3Dで眼前に迫るとか、そういうくすぐりは幼児なら大喜びするのは判っているが、そういう即物的な笑いをディズニーランドという場でコテコテに見せられるとは思っていなかったのだ。

絶叫系のアトラク中心だったのが息子のお気には召さなかったのと、旅疲れもあって、午後3時頃にいったんホテルに戻ることにした。息子様、ベッドで爆睡。私もウトウト。なかなかに時差はハードなのだった。


夜に起き出して、ホテルそばのコンビニエンスストアへ。
アメリカに来たらやってみたかったことの一つ
「普通のスーパーで普通に売ってるものを買って食べる」
を実行するのだ。
できれば大きなマーケット、市場などに行くのが理想なのだが、テーマパークやホテルのそばなのでまぁ贅沢は言えない。

anahaim039.jpg

サンドイッチが大きいヽ(゜ー゜;)ノ
ジュースはめっちゃ甘いヽ(゜ー゜;)ノ
ポテチの量が日本の数倍あるのと、歯ごたえが半端ないのと。

「一人前が食べきれない」がもはやアメリカのお約束。

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カリフォルニアアドベンチャー
カリフォルニアアドベンチャーって
移動遊園地を模しているとばかり
思っていたので、安手のきらきらは
気になりませんでした(^_^;)。

ファインディング・ニモのアトラクションは
わたしたちが行ったときはまだ建設中
だったんですよね。
いいなぁ、また行って、乗りたいなぁ。

ちなみにうちの息子も、かなりのビビリで
カリブの海賊のあと、
震えが止まらなかったやつです(^_^;)。
Re: カリフォルニアアドベンチャー
MIKAさん>
なるほど、あえて移動遊園地を。確かに多くのアメリカンにとって、ノスタルジーでもあるのでしょうね。
ただ、前回書いたような事情を思うと、それをディズニーの名を冠してやるのはなんだかなぁ、思ってしまうわけです。「私がやるとしたらもっと凝るさ」とウォルト氏なら言うかも。
なんでも夜のショーが凄いらしいのですが、朝一番からパスを取らねばならないとかで、機関車まっしぐらの息子に行列を拒否されて、見られなかったんです(^^;)
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まとめtyaiました【アナハイム行き・5】

はるばる来ましたアナハイムのディズニーパーク。東京のディズニーランドと違う点をなるべくなら堪能したい。前回紹介した銅像もそうだが、まず入場してすぐに驚くのは、S
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星 ゆう輝

Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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