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2012. 10. 21  
上野の美術館で開催されている「群雄割拠 猫とドラゴン展」に夫婦で行ってきた。

多くのクリエイターさんが参加なされている盛り沢山の展示。画だけでなく立体造形も多く、バラエティに富んだ見応えのある展示。

夫婦で一番気に入ってしまったのは、西川伸司氏の作品、「大怪猫あらわる」。擬人化された怪獣たちが巨大怪獣「猫」に挑む一枚絵なのだが、ありとあらゆる怪獣たちの表情の豊かさ、人間味溢れる描写、すみずみまで心の行き届いた描線、どれもこれもあまりに素敵で、何度も何度も立ち戻っては鑑賞してしまうのだった。


原画ではなく、デジタル出力の展示が多いのが印象深かった。個人的にはタッチの細部まで味わえる原画を掲げることこそがギャラリー展示の存在意義だとは思っているのだが、もう時代の趨勢は留めることは出来ないのかもしれない。
今や、紙に画を描く技術にほとんど触れないままプロになるイラストレーターが存在するのだ。見る側の意識も変わるべきなのかもしれない。

ギャラリーホールに相応しい形のデジタル出力、というものが今後クリエイター側には意識されるようになっていくのだろうし、そういう意味では開田裕治氏の作品は圧巻だった。二次元の画でありながら、凄まじい空間支配力と演出力に満ちていた。アート・イラストというより、イベントというべき何かだったと思う。

立体造形の展示も多い。これらは立体である以上、デジタルではありえない。手作りの生々しさが感じられる一点物の魅力がある。安心して観ていられる。

と思っていたら、その中に「デジタル3D出力」と銘打った立体があってビックリ。
しかも、なんとも繊細でエッジの効いた構造。

「こ、こ、こんな細かい見事なものが、今やデジタル出力で出来てしまう時代?! どんなブレイクスルーですかっ」

とか感嘆していたら、作者の方が話しかけて下さった。Deinoさん。名刺も頂戴し、技術的なお話をいろいろ伺う。

こちらのHPにその立体の写真が載っている模様。

あらためて見てもやっぱり凄い。手彫り、手捏ねでなく、機械がこの微細な造形をこなしたという事実。未来を感じる。

デジタル出力した上に、さらに手作業でいろいろ加えて展示物に仕立てているケースもあったようで、3D出力も含めて、デジタルを生かした新しいアート創作の可能性を満喫した展覧会だった。


やっぱ展覧会って良いよね。
が、体力が落ちてる哀しさ、鑑賞後、ちょっとアメ横をぶらついただけで帰宅後疲労困憊。夕飯時まで起き上がれず。上野は大きな博物館もいっぱいあるし、もうちょっと通いたいところではあるんだけどなぁ。

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Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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