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2013. 05. 23  
猪瀬東京都知事が、日本の標準時間を現在より2時間早める提案をし、政府が検討に入ったそうです。

提案書をネット上で見ましたが、つまりは金融市場の活性化および日本市場の優位性獲得が主な目的で、省エネとゆとりあるライフスタイル実現、という狙いもあるようです。

省エネやライフスタイル改造については、過去何度もサマータイム提案が受容されなかった例でも判る通り、およそ日本人の意識に沿わないことと見なすのが大多数の見解ではないでしょうか。


2時間早めることによる、金融の優位は納得できる話です。
ならば、金融業界だけが変貌すれば良いことではないのでしょうか?
なぜ、それ以外のすべての国民までもが金融業界に従って不自由を我慢せねばならないのでしょう?


24時間、休みなく従事する立場の人たちというのは数多く居ます。

その最たる例が、命に関わる人たち。
四六時中、世話が必要な対象をケアする人たち。
すなわち、乳児を抱えた保護者や、重篤患者の看護、介護に携わる職の方々。
他にも、警護や通信やインフラ保持、それが途絶えれば人命に関わるシステムに携わる方々。
命と社会のために24時間休みなく戦い続ける人々は数え切れないほど居ます。

そういう業態の人たちは、主に三交代などのシフト制で不規則に働くことが常態化しているはずです。
(乳児の母にはそんなシフト交代すらありませんがね)

金融業界がそういう制度になってはいけない、という理由は私には思いつきません。


「いやいや、それよりも全国いっせいに時間を変更した方がロスが無くて良いはずです」

ということですか?

冬の朝を2時間も早めたらどうなりますか?
様々な事情で遠くの学校に通わねばならない小学生を、寒い暗闇の中、通学させるのが国のためだと?
ただでさえ通常の生活に困難のある障害児と保護者が、適した学校が不足してるばっかりに、毎日遠距離通学せざるをえない現実を肌身で知っている私にとっては、なんと馬鹿げた提案か、と思ってしまうわけです。

まだサマータイム制導入の方がよほど現実的だ、という気すらします。

もしかして、アレですか。
交渉術の一つ。
とうてい無理! という要求をまず出して、それよりは少し低い水準の要求をのませるというテクニック。
落とし所というか、狙いどころはサマータイム制度?
個人的にはサマータイムにはさほど嫌悪感を持ってはいませんので、試行くらいはあっても良いかと感じます。

ですが、全国的に標準時間を変更するという案件は、これこそ国民投票レベルの民意確認が必要な事項ではないかとも思うわけです。



とは言え、都知事はご自身のTwitterにおいて

「そういう考え方もあるのか、ということから議論が深まっていくこと」

を重視なさっている意味のことを述べておられるので、そういう意味では無駄な提案ではないかな、と。




実際、24時間金融市場というのが実現した未来というのは結構ワクワクしないでもありません。

「兜町は眠らない」

なんて、映画か何かのタイトルみたいじゃないですか?

あっ、ぜんぜん省エネじゃないw
ダメかやっぱ。

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人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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