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2013. 07. 20  
宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」を観てきました。

映画館であれほど泣いたのは久しぶりです。初かもしれません。
そして、今後も無いかもしれません。
まさにそのことそのものが、エンドクレジット中に嗚咽を抑えきれなかった原因だったかと思います。

猛烈に感動し、猛然と語りたくなる作品です。
ですが、ネタバレになってしまうようなことは一切したくない。
なるべく先入観の少ない状態で、あの世界を味わって欲しい。
初日に観てしまったがゆえの葛藤があります。

ごく冷徹に言うのであれば、実在の人物をモデルにしていることと、有名な文学作品を参考にしていることと。
この2点に関しての流れは、ネタバレを封じてもほとんど意味が無いことかもしれませんが。

物語、ストーリー、起承転結、というもの。

「何がナニしてどうしてこうなった」

あるいは

「いつ、誰が、なにを、どこで、どうして、いかにして」(5W1H)

ということを示すのが物語ということであるなら。
この作品の一番肝心な要は、そこには無いのです。

観て、判っていただくのが一番です。
そして、アニメーションというジャンルならではの形でそれは描かれているのです。

さらに付け加えるなら、まさに今、現代という時代に呼応した作品でもあります。
「崖の上のポニョ」にもそういう部分がありました。
あの時より、さらに切実な思いが「風立ちぬ」には溢れているように思います。

名作は時代を越えますが。
いつ観たって感動できるのは確かな作品ですが。
今、この夏、観ていただきたい作品です。



一緒に映画を見終えた息子は、そのまま弾丸のような勢いで所沢へ向かって行きました。
前回のエントリで扱った、唯一の完全保存の零戦を見るために。
この展示は8月いっぱいで終わってしまいます。お別れの日まで、さぞ賑わうことだろうと思います。
復元機体の展示なら、他の場所でもいくつもあるようです。
 ↓
参照

観てから見るか。見てから観るか。どちらであっても、感動を幾層にもしてくれることでしょう。
実在をじかに見ることの重要さと、非実在を夢見ることの重要さと。
どちらもが、人間にとって欠くべからざる必然であることを、零戦とこの映画が教えてくれたような気がします。

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Comment
No title
絶滅したと思っていた、サナトリウム文学が観れるとは思いもしませんでしたよ。みんなエゴイスティックでステキ。
あとお前らホモかって思うくらい、女が入る隙間がない人間関係。デート向きではない。泣きましたけどね!

Re: No title
svetlanaさん>
まだけっこうネタバレをはばかる感じなので、もうしばらくしたらあれこれ語り合いたいところです。愉しまれたようで良かった(^-^)

Twitterのほうでも「ホモくさい」というのがありました。
で、私はそれが皆目判らず、いったい何処が? と真剣に考え込まないとならなかったです。同僚? 上司? 先達? いやマジで判らない。どこを思い返しても、ごく当たり前で普通の、信頼とか絆しか見つからないんですが。謎だ。

あっ、若い水兵が救助のときに飛び込もうとして、キリリとした赤ふんどしをさらしたあのシーンでっか、もしかしてw
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プロフィール

星 ゆう輝

Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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