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2006. 12. 31  
 今年は簡単にするつもりだったのに、結局、煮物だのお雑煮だの作ったりしてたらすっかり腰に来たのだった。
 まぁいいや、明日から当分ご飯も炊かず(餅)、おかずもつくらない(おせち)で3日ほどこれで過ご(さ)せるわけだし。


 さて、昨夜は渋谷ユーロスペースで「シルバー假面」鑑賞会。実相寺監督の遺作となってしまった作品である。
 ハチ公前でまのんさんと合流成功(人垣が深くてちょっと苦労したが)の後、食事→お茶と流れつつ、オタ話炸裂。もう濃いなんてもんじゃない。煮詰まってどろーりとクリーム状になってんじゃないかってくらい濃い。私のまったくあずかり知らぬ特撮番組のネタ(「UFO大戦争・たたかえ! レッドタイガー」)でもって語り合う夫の人とまのんさんを見ていると、
「うむ、何十年オタクをやっていても、私はあまりに無知だなぁ」
 と思うわけで、だが、それってけっこう楽しい感覚なのである。

 時間が迫ってきたので、映画館へ。小さな劇場はほぼ満杯になるほどの盛況。
 さぁ、大正時代に美女戦士として蘇った、シルバー假面の出来や如何に。

……。
…………。

 ううう、頭が痛い。頭が割れるように痛いよぉっ!
 困る。困った。困っている。とにかく四六時中困った困ったと困り果てていたのだった。
 突っ込もうにも、突っ込みどころが多すぎて突っ込む気力すら無くなってしまったので困ったのか。
 特に実相寺監督が担当した第1話の頓狂ぶりと言ったら、「個性的」なんて言葉が色あせて冬の枯葉よりも儚く砕け散るが如く空しく響く心地の凄まじさ。

 しかし妙な事に、怒りの気持ちとか、罵倒の言葉などが、出てこないのである。
 特に最後近く、1カットだけゲスト出演していた脚本担当の中野貴雄氏が、満面の笑みを浮かべて主役級俳優の存在感などふっ飛ばす悪目立ちっぷりを発揮していたのを見てしまったら、もうイケナイ。
「もぉ~~貴雄ちゃんたら……貴雄ちゃんなんだからぁ~~~(´_ゝ`)」
 諦めて、赦すしかない境地に連れて行かれたというか。

 中野貴雄氏は、この作品においては脚本家であるが、かねてより、AV監督として特撮方面では良く知られていた人物である。「海底軍艦」をもじった「海底轟姦」、「悪魔くん」もじりの「アクメくん」などが特に私のお気に入り。また、オカマの地獄大使ならぬ地獄女史と名乗りながらのコスプレでトークショーに出演し、ナイスな爆笑トークを披露しておられたことも思い出深い。そういう経緯があった上でのお馴染み感覚があったがゆえに、姿を見た途端に私の不満だの反感だのもぐずぐずにほぐれてしまったのかもしれない。

 また、石橋蓮司氏演ずるところのカリガリ博士は、ところどころに鋭く光る科白がちりばめられていたこと、素晴らしい演技力も相まって、見ごたえがあった。

 ともあれ、広くお薦めはしない。ご覧になるならあくまで自己責任で。なおユーロスペースは本日と明日元旦はお休みなのでご注意のほどを。
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海底強姦→海底轟姦。

『映画の中心でアイを叫ぶ』のラストシーンが目に焼き付いています。オエ。
夫の人>
あーしまった、コソコソと修正しておこっと。
そういえば、そういうタイトルのAVで主演もしてたわねぇ。
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星 ゆう輝

Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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