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2009. 04. 28  
GSワンダーランドをようやっと鑑賞。

ヒロ君が出ているのでなけりゃ、15分で逃げ出していたと思う。
酷い、とか悪い、とかそういうのではない。ただただ凡庸な作品。こういうぴりっとしたところのない、微妙な映像に付き合うのは私はキライなのだ。
ワンダーランドというよりは、お花畑、とでも言いたくなるようなユルユルである。
もっと言うならとてもありがちな「オヤジの企画」なのだと思う。

オヤジの企画とは何か?

センスも無ければ信念もない、「こういうのがイケそうな気がする」と主張する「オヤジ」の発案によって、しょーもない、ズレまくった、トホホなものが作られてしまう状態のことを指す。
通常なら一笑に付されて終わり、てなゴミ企画であっても、たまたま「オヤジ」が大変に地位の高い、逆らうことの出来ない社会的立場を持っていた場合、無理が通って道理が引っ込む。結果として、「何を考えとんじゃー!」と叫ばれてしまうものが世に出る。
そういうケースは大変に多いのである。
あ、今、読んでて、胃がキリキリと痛み出した方がいるんじゃないですか。申し訳ない。でもそれならお判りでしょう。誰が止めることもできず、世に出てしまうトンデモ物件の多くが「オヤジの企画」であることを!

こんな説明では判りづらいなぁ、という方にこそ、この映画はお薦めかもしれない。
テキトーな展開、テキトーな演出、リアリティの感じられない切り取られた昭和の風景などの中で、際だって説得力を持っていた部分が、まさに劇中内「オヤジの企画」のあり方だったのである。そういう意味ではちょっとしたメタフィクションと見るべきなのかもしれない。

4人の若者が中心のお話なのだから、もっとキャラがしっかり立っているべきだったと思う。
配置もなにやらテキトーなのである。どうみたって男装した女優より、ヒロ君の方が目を引くハンサム(死語かも知れんが舞台は昭和)じゃん。だからドラム担当なのかな。背景に押し込まないとただでさえ希薄なお話の根幹が崩壊しかねないもんな。
ピントのぼけたようなキャラ林立の中、1人、ゾッとするほどイヤミなゲス野郎キャラがいて、異彩を放っていた。白黒の中にカラーが混じっているかと思うほど演技と存在が目立っていて、かなり気に入った。ふむふむ、高岡蒼甫くん、と。_〆(。。)メモメモ……割と渦中の人なのねw

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No title
信念と熱意で煮込みすぎで間口狭くして
口当たり悪くて第1話で切られるヲタ作品も酷いものですけどn

万人誰でも食べれるショートケーキを目指したが
杭もトゲも抜いた結果、「売り」もなくなってしまうのはよくあr
Re: No title
鈴木さん>
んー確かに、独りよがりで煮詰まりすぎ、てなケースもありますね。
私は悪食なので、万人向けの虚ろな味よりは、前者を喜んでしまう傾向はございますが。
自己主張の激しい人が増えた社会では、「実」より「虚」が人気を呼ぶ傾向はあります。虚ろであるということは、ウツワである、ということだからです。
自分の感情を同調させて満足したい向きには、なるべく多様の感情を注ぎ込めるウツワこそがもてはやされるのであって、実なんか要らなかったりするわけですよ。
要らないどころか、不快にすらなるようです。受け手が自己主張したいだけなのに、送り手に主張されちゃたまったものじゃねーわ! うざ! きも! うっとしー! てなモンらしいですね。
私はこれをとても嘆かわしい風潮と見ています。不寛容の世であります(´д`)
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星 ゆう輝

Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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