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2009. 12. 20  
観てきたじぇー、仮面ライダーMOVIE大戦2010

さてさて、とにかくネタバレだけはしたくない。
と、なると本当に、語れることは少なくなってしまうのだ。
あっと驚くアクロバティック構造に度肝を抜かれ、ついでに毒気も抜かれた感じ。

そして、ダブルの「ビギンズナイト」の物語に、やたらとしみじみ感動してしまい、思わずレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」を読みたくなってしまったのだった。

ハードボイルド。
私は、長らくこういうジャンルを冷笑的にしか捉えてこなかった。独りよがりな男の幻想、思いこみ、気取りで構成されているはた迷惑なものだと判断していたからだ。狭量なロマンに酔っぱらった自己中の言動ほどウザイものがあるだろうか? いや、無い。ドキッパリ。何もかもしょせんは自己満足じゃねーか! ←と、こういう生き方でやってきたはずなのに、まぁ私も丸くなったものである。

ビギンズナイトは、良い物語だった。物語としてちゃんと出来上がっている作品の登場人物の言動は、まったき完成と完結を持つ。どういうことかというと、行動に説得力があるのである。
ある生き様。そして、その生き様の継承。このシンプルなテーマが実に素直に受け取れる形で描かれていた。
左翔太郎役の桐山君の自然な演技と趣が、常に変わらず、ダブルという、ライダーとしてはかなり異色のキャラクターと世界をがっちりと支えている。あまり好みの顔だちでは無いのだが、役をとにかく理解しておのれの物として生かし切っている堅実さがあって、たまらぬ魅力になっている。あの、ちょっと不安定なまなざしに映る、翳りとも、暗さとも、憂愁とも違う、「ほのかな悲哀」が実に良い。
ああ、そうか。
ハードボイルドって、悲哀を力に換えて戦う奴らの物語なんだね。
と、素直にストン、と納得できてしまったのだった(´ー`)

もちろん、物語世界だからこその、ハードボイルドの生き様にきちんとした行動が付随しているからこその感動だったのであって、これが身も蓋もない現実世界においての逃避目的としての観念論の垂れ流しに終始しているアホンダラどもへの嫌悪と軽蔑を減じさせるわけではないけどね?w 大事なのは、行動。そこんとこ、ヨロズヤ!



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吉川晃司のスーツ姿がかっこいいわ!

Re: タイトルなし
> 吉川晃司のスーツ姿がかっこいいわ!
かりすさん>

あのおやっさんのキャラは、本当にかっこよかったです。でも翔太郎はもっと良かったなぁ、なんて思っちゃいます。しみじみと、「ハードボイルドも、悪くないのかもなぁ」と感じたことでありました(´ー`)
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星 ゆう輝

Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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