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2009. 12. 31  
30日、久しぶりにコミケに出撃。目指すは二日目、俗に言う「腐女子の決戦日」? てことなのかな?

目当ては、栗本さんの同人誌である。
商業出版を目指すことなく、完全に趣味として書き綴られてきた作品群を栗本さんは大量にお持ちだった。
何年か前から、それらをすこしずつ同人誌というかたちで出版なさってきたのである。
例えば、グイン・サーガのサイドストーリーとか。
東京サーガの一部、「キャバレー」の矢代俊一のその後の人生であるとか。
中島梓さん名義のオリジナルミュージカル「ヴァンパイア・シャッフル」のスピンオフ小説であるとか。

グイン・サーガの刊行は先日終わってしまったが、同人誌の発行はまだ残っているのである。
夏の新刊も併せて、4冊ほど購入。一冊のボリュームがハンパないので、価格もまぁ相当ではあるのだった。ずっしり、重い。

とにかくの目当ては達成したので、西ホールを徘徊。私よりも年季の入った年配の御婦人(あえて言おう、貴腐人であると)がめっぽう多く、実に心和む。みなさん、ステキだ。歴史関係エリア、広いなぁ。うお、ホームズ本はわかるけど、その隣にあるエラリー・クイーン本が素敵すぎる。ぬぉぉ、ハリー・ポッターエリアにて「ジェームズ×スネイプ」本発見! ええいクソ、私は貧乏なんだ! そんなにあれこれ買えないよ!

ずっと日常体験漫画を描いておられる浪花愛さんのブース発見。最新刊を5冊ほど購入。お嬢さんがとても綺麗な大人の女性にお育ちで、大変に感慨深い。

2時間も徘徊してたら、体力的にも精神的にも電池切れが迫ってきた。東ホール? そこまで向かう余裕なんぞあるかw ボイチャメンバーが参加していたのは判っていたけど、まだ、この老醜ヅラを晒す度胸も無いし。

帰宅後、疲労困憊で夕方から夕食まで睡眠、夕食後からまた睡眠。どこまで体力不足なのやら。

そして、趣味に徹した栗本さんの小説は、天の果てまで限界突破の容赦なき高みと深みなのだった。さすがはヤオイの真祖様。誰の追随も許すまい。
マルガサーガ2「みずうみ」、序盤からもう完全ノックアウト気味の私。

例えば、ごく普通の感覚しか持たない人が(たとえグイン読者であっても)、これを読んでどういう感想を持つのか、そんなことは私は知らない。どうでもいい。
肝心なのは、これが何のために書かれたのかということと、私がこれを読んで何を得るか、ということだ。
そこにあるのは、並のもの、ありきたりのもの、ごく普通のもの、健全なるがもの、そんな「一般性と呼ばれるもの」全てを一切拒否せざるを得ないほどの飢渇と希求、そしてそれを癒さんとする返答である。
人間の心の傷は、痛みは、哀しみは、どうすれば癒されるのだろうか?
結局は、「共感」しか無いのではないのだろうか。それ以外も役にたたないとまでは言わないが、所詮対処療法でしか無いのではなかろうか。

なぜ、ヤオイという文化は生まれたのか。
なぜ、栗本さんはその文化を創造し、伝道し、育成してこられたのか。
「みずうみ」冒頭の「湖畔日記」にはその答えの真髄がある、明確すぎて痛いほどに。
正伝には決してあらわれることの無い、クリスタル公アルド・ナリスの隠された心の真実。
それに触れるだけで私は深く癒される。他のどこを探しても見つからない稀有な同感がそこにあるからだ。
そりゃぁ確かに私は超絶がつくほどの美形・イケメン狂いで、年がら年中美麗男性の姿にハァハァ涎を垂らして生きているバカミーハーであるのだが、だからと言って、それだけのことで「これまで世に生まれた中で最も美しい男」のアルド・ナリスを愛しているわけでは断じて無いのである。

ともあれ、購入してきた同人誌のおかげで、年末年始はこの上なく幸せに過ごすことになるだろう。第九もできれば聴きたいな、あと、紅白での絢香ちゃんのとりあえずのラストステージは見逃せないな。
みなさまも、良い年末を!ヽ(´ー`)ノ

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Comment
No title
東はいかなくて正解です。
同人ゲームが2日目に移って某ゲームのおかげで参加者の量、質とも大変なことになってます。
私は31日だけいってきました、相変わらず東はすし詰めだったのですが西に行く人の少ないこと少ないこと、西は余裕をもってみまわれました。
しかしなんだかここ数年来場者のマナーの悪さが目立つのがちょっと悲しいです。
Re: No title
キョウくん>
そかそか、東、やっぱり凄いんだ。
マナー、悪いのかな。2日目西を回っている限りは、そういう感じはしませんでした。
昔のコミケと違って、シュッとスリムで、ほどほどにオシャレをした、見栄えの良いオタクが増えてるようにも感じたし、なかなか良い感じだと思ってます。
それとも、西と東は別世界だったのかな(´ー`)w

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星 ゆう輝

Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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