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2010. 04. 01  
ここ最近、ハマってしまって、頻繁に訪れるブログが二つ、ある。
あまりに素敵なので、御紹介させて頂きます。

まずはLegionariusさんの「Legatus」

歴史に関するコラムと、オリジナル画中心のサイト。
詳細な知識に裏付けられた緻密な文章と絵。どちらも毎回素晴らしく、更新のたびにワクワクと閲覧させてもらうのだった。繊細な描線と、静かで落ち着いた色調で描き出されるビジョンは「確かにかつてこうであったかもしれない」と思わせる、独特の雰囲気を持っている。

手塚治虫氏以来の伝統として、記号論主体で描かれる絵が日本には大変に多いわけのだが、そういったいわゆる「オヤクソク」の枠にとらわれない視点でもって、なおかつ膨大な知識と教養をベースとして描き込まれるこういう画風は稀少である。
他の追随を許さない確固たる個性。美術表現において、私が何よりも重視するポイントである。
願わくば、孤高とも言えるこの志を保ったまま、ずっとずっと膨大に描き、かつ書き綴って行って欲しいと願ってやまない。



もう一つは、カトーさんの「キリヌケ成層圏」

「歴史上の人物や著名人の似顔絵と創作切り絵」と銘打たれた、実にシンプルで、それでいて大変に求心力を持ったサイトである。
似顔絵の表現スタイルが、切り絵であり、なおかつサイズ固定の円枠が基準となる、ガッチリとした定型を持ちながら、一枚一枚の絵からほとばしる力強さは、たとえばクラシックバレエ等に通じる「枠あればこその自由」の体現を見る思いだ。
似顔一枚一枚それぞれまったく違う個性を持った「人間」としての、眼力の強さ、輝きを。
それに添えられた簡潔な人物紹介文も含めて、人間そのものに対する賞賛として堪能して頂きたい。



画風・文体、表現の方向性などがまったく違うと言って良いお二人だが、共通しているのは、その豊かな個性と、端正さと、気品溢れる格調高さだと思う。
どうにも昨今、世間の風潮が品も格も無い、利潤追求中心の欺瞞だの誇大だのと言った卑俗に流れがちに思えて仕方ない中、こういう高品位の表現の存在には心洗われる思いである。
両サイトに長き繁栄の恵みがありますように。


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Author:星 ゆう輝
人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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