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2011. 05. 29  
雨でどこにも行かない日。

最近マメにチェックしているネットラジオ「東京ポッド許可局」が民放ラジオに初進出、その内容をディレクターズカット版でポッドキャスト配信するというので聴取。
これが実に深い内容で良かった。iTunes環境のある方は「東京ポッド許可局」で検索すればすぐ判ると思う。
メディアコンテンツというものが、電波送信からネット配信に変わりゆく現在。
既存のメディアのやり方が閉塞する一方の中、たとえばネットラジオという形態を中心に、送り手も受け手もどんどん変わっていきつつある。そこにある新しい可能性や希望をノンストップでガンガン語っていく様はとてもエキサイティングだ。


20時からは、岡田斗司夫氏のニコ生出演視聴。
ニコ生、というメディアにはほとんど縁が無かった。(唯一の例外が、水樹奈々ちゃんのライブ)
基本的に私は放送メディアの時間枠に縛られる感じが大嫌いで(唯一の例外がニチアサタイムw)、ニコ生という形態にも忌避感が強かったのだ。
だが岡田氏がこんな楽しい挑発っぷりをブログに表明なさったりしているのを見ちゃうとついつい愉快になってしまい、いそいそと10分も前からテレパソの前で待機してしまったのだった。
実に濃密な、ノンストップ語り倒し90分。凄まじいスタミナ。スタミナ、といっても体力的なそれじゃなくて脳力的なそれ。楽しい。これは楽しい。
CMもいっさい無しで、ゲストも無しで、デスクに座ったままの状態の放送で1時間半をつなぐことなんて、滅多にできることじゃないし、私も最後まで付き合いきれる気はしなかったのに、見事に心地良く〆まで連れて行っていただいた。驚異、だと思う。腐女子が自分の腐女子たる所以を分析しつくしてしまうと己の女性性を喪失してしまうし、萌え男子が萌えの所以を分析し尽くしてしまうのも同様、というくだりは心当たりがありすぎて大笑また大笑。福島を特区にして放射性廃棄物集積などに活用するべき、という案に深く頷いたり、問題や困ったことへの対処としての4つのパターンの分析(1、引き受ける 2、応援する 3、忘れる 4、ばらまく)の明快さなどなど、とにかくこれまたエキサイティングに面白かった。


東京ポッド許可局のみなさんと、岡田氏が目指している先には共通の大きな流れがあると思う。
既存メディアのやり方から大きく遊離した、今までに無かった全く新しい形のマスコミュニケーションの可能性。

3・11の大震災を契機にして、近年日本が抱えてきた社会不安や問題の数々がますます誤魔化し切れない形として噴出してくるだろう現代。
オワコンという言葉が流行る現代。
あれも問題だ、これも困難だ、なんでこんな時代なんだと、いずれトンデモないことになるぞと、嘆いたり文句を言ったり絶望してみせたりする声がネットにはあまりに多い。
多すぎて腹が立つくらいだ。
自戒もこめてハッキリ言う。賢しらに問題や難儀をあげつらって、それだけで自分がちょっと偉くなった気分になってでもいるかのような口さがない言説にはもうウンザリだ。
問題を見出して語る段階など、もはや何の意味も無い。日本は今もうそれどころじゃないのだ。
何が問題かじゃなくて、何が対策かを語るべきだ。解決への糸口を語るべきだ。どうするべきなのか、あるいはどうしたいのか、を。

「そんなこと言われてもどうしていいのかわからないから不安で怖いんじゃないですか」

だからこそ、コミュニケーションがいっそう大事になってきている時代なのだと思うのだ。
送り手にも受け手にも、かつて無かったような自由度が許されているネットメディアの可能性に注目して欲しいのだ。
聞いて、語って、語り合って、考えて、さらにまた語る。ひとりひとりが引き受けられる情報処理能力がいかに小さくとも、多くの接点でそれを繋いでいくことで社会としての活性が生まれてくるような、そんな状態であって欲しいと思うのだ。それを可能にするからこそのネットではないのか、と思うのだ。

ポッドキャストをはじめとするネットラジオ、ニコ生やユーストリームなどの動画配信の可能性はまだまだこれからである。ただ、発信者は自由度に比例する責任もまた背負わねばならないのだけど。この点だけは履き違えると悲劇ばかりを呼ぶだろう。出来ればごく幼いうちから、ネットリテラシーについての教育はするべきだし、これについては「いますぐ」普及されるべきことである、とも思うのだった。

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人生50年、オタク歴40年弱、母親業四半世紀。老眼とボケが迅速に進行中。麗しいロボ執事をはべらせるのが老後の夢。

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